40代女性 歯周病と虫歯治療後に前歯の被せ物を作り直して清潔で美しい口元に改善した症例

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2024.02

治療前

治療後

初めの相談内容 「虫歯や歯周病の治療をしたい。前歯の被せ物も綺麗にしたい」とご相談いただきました。
診断結果 拝見したところ、お口全体の歯ぐきが腫れて出血もあったため、軽度の「歯周病」と診断しました。
虫歯も11本(右上の中切歯/1番、右上の側切歯/2番、右上の第1小臼歯/4番、左右上の第2小臼歯/5番、右上の第1大臼歯/6番、右上と左上下の第2大臼歯/7番、左右上の第3大臼歯/8番)見つかりました。

このままの状態を放置すると虫歯や歯周病がますます進行し、歯の周りの組織にも悪影響を与え歯を支える機能が低下したり、歯そのものを失うおそれがあります。

また、右上前歯2本(中切歯、側切歯)に装着されていた被せ物は経年劣化で変色しており、歯周病で歯ぐきが収縮した影響もあって被せ物と歯ぐきの境目に隙間ができていました。
この隙間から細菌が侵入したことで、被せ物の下で虫歯が再発した可能性があります。

以上のことから、お口全体の虫歯と歯周病の治療、前歯の被せ物の作り直しが必要と診断しました。
行った治療内容 まずは歯をしっかり支えられる歯ぐきに回復させる必要があるため、歯周病治療からスタートしその後虫歯治療と前歯の被せ物の修復を行うことを丁寧にお伝えし、了承いただきました。

最初に、歯ぐきの炎症を抑えるために全体的なクリーニングを行いました。
歯と歯ぐきの間の溝「歯周ポケット」が深くなっていた部分には、細菌のかたまり「歯垢」や歯垢が石灰化した「歯石」がたまっていたため、専用の器具でしっかり除去しています。

歯周ポケット内から歯垢や歯石が取り除かれて清潔になると、炎症が改善されて歯ぐきが引き締まるため、歯周ポケットも浅くなって細菌がたまりにくくなります。

歯ぐきの炎症が改善したことを確認できてから、虫歯治療として感染部分を取り除きました。
前歯は口を開けた時に特に目立つため、右上前歯2本には天然歯のような透明感と耐久性がある「セラミック」で新たな被せ物を作製し装着しました。

それ以外の9本には、歯科用の白いプラスチック「コンポジットレジン」を詰めています。コンポジットレジンは、隣の歯に合った色を選び自然な見た目になるよう調整しました。
治療期間 10ヶ月
費用 約300,000円
術後の経過や現在の様子 歯ぐきの炎症が治まり健康的なピンク色になって、歯周病が改善されました。また、周囲の歯になじんだ被せ物が装着されたことで自然で明るい白さの口元になっています。

患者様にも「虫歯や歯周病がなくなり、前歯も綺麗になって嬉しい」と大変喜んでいただきました。

現在も定期的なメンテナンスで来院いただいています。
治療のリスクについて ・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります
・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です
クリニックより 今回の治療後、コロナ禍の影響でメンテナンスが途絶えてしまい、4年ぶりに再来院された時には別の部位に大きな虫歯が見つかり抜歯となってしまいました。
メンテナンスが途絶えると急速に症状が進行することもあるため、定期的なメンテナンスの必要性を改めて痛感しました。
治療後の健康な状態を長く維持するために、ぜひ定期的なメンテナンスをおすすめします。