20代女性「色が変わってしまった前歯をきれいにしたい」神経を失って変色した前歯を、歯の内部に薬剤を入れて内側から白くする「ウォーキングブリーチ」で治療し、周りの歯と馴染む白さを取り戻した症例
2023.06
治療前
治療後
初めの相談内容 | 「色が変わってしまった前歯をきれいにしたい」とご相談いただきました。 |
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診断結果 | 拝見したところ、右上の前歯(中切歯/1番)の神経が死んでしまっており、周りの歯の色と差異が生じていました。 患者様からは「子供の頃に歯をぶつけた際、神経を失ってしまった」とお話いただきました。 |
行った治療内容 | 歯の内部に薬剤を入れることにより、内側から色を白くする「ウォーキングブリーチ」をご提案しました。 神経のない歯「失活歯(しっかつし)」は、歯の表面に薬剤を塗布する「オフィスホワイトニング」やご自宅で歯を白くする「ホームホワイトニング」など通常のホワイトニング治療では白くすることができません。 そのため、失活歯の変色に有効なウォーキングブリーチをご説明し、同意いただきました。 まず、歯の裏側に小さな入り口を作り、内部に薬剤を注入しました。 効果を確認した後、注入した薬剤を取り除いて白い詰め物で封鎖しました。 |
治療期間 | 2回 |
費用 | ウォーキングブリーチ 7,500円 |
術後の経過や現在の様子 | 歯の色が明るくなり、周りの歯と馴染んで自然な見た目になりました。 患者様にも「見た目では色の違いがほぼわからなくなった」と大変お喜びいただきました。 現在は定期的な検診でご来院いただいております。 |
治療のリスクについて | ・得られる効果は歯の質により様々です。予定通りの白さに達しない場合もあります。 ・自費診療(保険適用外治療)です。 |
クリニックより | 失活歯の治療では、自然な白さの「セラミック」の被せ物が用いられることもありますが、なるべく歯を削らずに残す方針の場合は、ウォーキングブリーチによって色を明るくする方法を選択しています。 歯の変色でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。 |