30代男性「虫歯を治療してほしい」虫歯治療後に、歯がない部分にブリッジと入れ歯を入れて噛み合わせも改善した症例
2023.01
治療前
治療後
初めの相談内容 | 「虫歯を治療してほしい」とご相談をいただきました。 |
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診断結果 | 拝見したところ、重度の虫歯が複数見つかりました。 また、すでに歯が欠損している部分も多かったため、噛み合わせが悪く、しっかり噛めていませんでした。 歯茎の炎症も見られ、全体的な治療が必要と判断しました。 |
行った治療内容 | まず始めに虫歯をしっかり取り切り、上の前歯5本分は両隣の歯を土台として人工の歯で橋渡しをする「ブリッジ」を入れ、他の歯も被せ物を新しく作り直しました。 その後、歯がない右上と左上の奥歯には入れ歯を入れて修復する治療をご提案しました。 また、患者様は「下の歯は入れ歯にしたくない」とご希望だったため、下の奥歯の欠損部分には、天然歯に近い色味で透明感がある「セラミックブリッジ」で被せ物を作製しました。 虫歯を治療し、歯がなかった部分にブリッジと入れ歯を入れたことで噛み合わせが改善しました。 また、同時並行でクリーニングと歯磨き指導を行った結果、歯茎の炎症も治まりました。 |
治療期間 | 約3年 |
費用 | 2,020,000円 |
術後の経過や現在の様子 | 白い歯がきれいに並び、美しい見た目になりました。入れ歯やブリッジも問題なくご使用いただけており、噛み合わせが改善したことでしっかり噛めるようになりました。 また、歯茎の炎症も治まり、健康的なピンク色を取り戻しました。 仕上がりに患者様も驚かれ、大変お喜びいただけています。 現在は、良い状態をキープして歯茎の炎症を再発させないためにも、定期的にメンテナンスでご通院いただいています。 |
治療のリスクについて | 入れ歯は以下のようなリスクがあります。 ・着脱式のため、食後の清掃が必要です。 ・最初のうちは異物感があり、慣れるまで時間がかかる場合があります。 ・慣れるまでは、義歯の裏側の粘膜に傷ができる場合があります。 セラミック治療は以下のようなリスクがあります。 ・装着に際し、天然歯を削る必要があります。 ・硬い素材の場合は他の天然歯を傷つけてしまうことがあります。 ・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります。 ・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)となります。 |